2017/09/03
年貫城/鹿児島県鹿屋市
年貫城跡には立派な堀が残っています。訪問日は2016年12月30日です。

ここも城跡に神社があります。
珍しい名前の由来は、瓊々杵尊という神様が旅の途中、ここで年を越したからだそうです。
どんな旅だったのか、ちょっとだけ気になりますw

境内に上がる道は、ちょっと虎口っぽさを感じさせます。

神社の社殿です。
一番上の写真でチラっと見えてましたが

よそじゃ見掛けない感じがイイですね。

何か城らしい遺構は無いかと見回すと、社殿の右側から下りる道が。

その下には、表の様子からは想像も出来ない立派な堀がありました。

幅は10メートル、深さは5メートル程。
そこそこイイ規模の薬研堀です。

こちらの道は、隣の曲輪の民家へと続きます。
◆歴史◆
不詳



戦国時代に佐々木氏により築かれた、なんてチラホラ書かれています。
その佐々木氏、誰の家臣だったかググっても一向に出ず

西・北・東の三方向を川で囲まれており、禰寝氏が肝付氏に備えた感じに見えます。
歴史・城主ともに不詳なので、戦で置かれた陣跡の可能性もありますね。
所在地:鹿児島県鹿屋市南町年貫(年貫神社)
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