2017/04/08
亀甲城/鹿児島県南九州市
亀甲城は知覧城の支城で、登城路が渦巻き状なことから蜷尻城とも呼ばれていました。訪問日は2015年12月31日です。

普段あまり撮れていない遠景です。
登城口を探して迷子になった時に「確かあの山なんだけど・・・」で撮りました。
南東の田んぼから見たところです。

拡大図
そして、何の脈絡もなくいきなり図をパクリます。
それぞれがどの位置なのかを説明するのに都合がよいので・・・
こうして見ると、細長い独立丘の一番高い所がお城の主要部となっています。
主郭の周りを、グルグルと道が巻いていますね!
ちなみに、方位は左が北です。
書き込んじゃえば良かったのですが


▲①南西登城口にある標柱
迷子になったので、紹介する順番がかなりオリジナリティー溢れているかもしれません。
最初に辿り着いたのが、南西にあるこの標柱の所です。
「やっと着いた!」と喜んだものの、車を停める所が見当たらず・・・
色々試みはしたものの、無理だと諦めてメインの駐車場を探しました。

▲②無料駐車場
グルッと回り込んでようやく駐車場を見つけました。
ここは城跡よりも武家屋敷の方が注目度が高いようです。
まぁそれでもたまに、こうやって少数派も訪ねて来ますけどw
道も入口も狭いので、大きな車はちょっと苦労するかもしれません。

この駐車場の前に、案内板があります。
登城口は、この川沿いに東へ進んだ所にあります。

川沿いに歩いていると、城キチの

理性的に考えればすぐにわかるのですが、どうしてもスゴイ虎口を連想してしまいます。

山側にはこの石垣が・・・
昭和に積んだものではなさそうですw

▲③矢櫃橋
さらにはこんな石橋まで!
石が積んであるだけで反応してしまいます


城跡への登城口は、この石橋付近にあります。
写真撮るの忘れてしまいましがた、かな~り目立ちません。
藪の中に入る細い階段から入ります。
登城路は山肌を蛇行しながら上に続きます。

とは言うものの、5分もかからずに主郭の下まで登れました。
石碑は見えますが、道は主郭の外側を回り込まされるようになっています。

そして主郭です。
土塁や虎口などは見当たりませんが、隣の曲輪との配置は道の通り具合などが凝っています。
石碑には「南朝義臣知覧氏彰忠碑」と彫られています。
その左脇には「陸軍中将正四位勲二等佐多武彦書」の名が。
・・・歴史を感じますw

▲④堀切
今度は山上の道をひたすら西へ進んでみました。
所々こんな感じで、堀切の名残のような地形がみられます。
そのまま進むと、①の標柱の所に出ます。
◆歴史◆
知覧城の支城でした。
・・・ということで、知覧城の歴史を参照下さい。
所在地:鹿児島県南九州市知覧町郡
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