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木牟礼城/鹿児島県出水市

木牟礼城は薩摩守護・島津氏が最初に守護所を置いた場所です。
訪問日は2015年12月30日です。

【写1】木牟礼城

城跡として残っているのは、ここだけのようです。
ツルの飛来地に近く、国道3号線からもよく見えます。

【写2】木牟礼城

登ってみると、立派な城址碑があります。
ここはこれだけですが、鎌倉時代から南北朝時代なのでこんなもんでしょうか。
鎌倉時代の城跡って、あんまり記憶に無いので。
1274年の元寇までは「やぁやぁやぁ、我こそは〇×△□」の野戦が主流だったからでしょうか。
お城の全体像が見えないのですが・・・
島津氏の薩摩支配も、この小さなお城から始まったのですね!


◆歴史◆

1185年、惟宗忠久が島津荘の下司職となりました。

惟宗忠久は島津氏初代で、摂関家の近衛氏に仕えながら源頼朝の側近でもありました。
肖像画を見るととても柔和な顔立ちで、武士というよりも貴族にしか見えません。
島津荘は当時日本最大の荘園で、薩摩・大隅全域と日向の南半分が該当しました。
・・・デカ過ぎw
当時島津荘には既に肝付氏が荘官として居ましたが、大丈夫だったのでしょうか?
どちらも同じ荘園領主とつながりがあったので、始めは大丈夫だったかもしれませんが。

惟宗忠久は島津荘を本貫の地と定め、島津姓を名乗るようになりました。
そして、自身は鎌倉で活動を続け、本田貞親を薩摩へ下向させました。

1196年、木牟礼城が築かれました。

おそらく、島津忠久が翌1197年に薩摩・大隅両国の守護となることが決まったのでしょう。
島津忠久は鎌倉で活動を続けており、家臣の本田貞親が守護所としての拠点を築きました。
島津氏はココの他に、日向で祝吉御所や堀之内御所(いずれも都城市)も拠点としました。
そのため、島津氏発祥の地はどっちだ!という論争が、出水と都城であったそうです。
守護の島津氏が実際に下向したのは、元寇の際、3代目・島津久経が初となります。
薩摩に根付いて本格的に活動を始めたのは、5代目の島津貞久になってからです。

1339年頃、薩摩守護所が碇山城へ移りました。

5代目の島津貞久が薩摩に下向すると、守護所を川内に碇山城を築き移しました。
島津貞久は三男・師久に薩摩守護職、四男・氏久に大隅守護職を継がせました。
しかし、この両家は後に争うこととなりました。

1422年、島津久豊に攻め落とされました。

【図】総州家と奥州家の争い

ここら辺もついグダグダと書きたくなりますが・・・
①島津伊久と守久の親子喧嘩が始まりました。
②島津伊久が従兄弟で奥州家の島津元久に調停を依頼し、薩摩守護職と家宝を譲りました。
③しかし、両者は次第に対立し、争うようになります。
④島津久世は島津久豊と和睦しましたが、その和議の席で暗殺されました。
島津守久・久林が碇山城に籠りますが攻め落とされ、最後に籠ったのが木牟礼城でした。
⑤しかし、島津久豊に攻められ落城し、島津守久・久林は肥後へ逃れました。
⑥その後、島津久林が密かに日向に戻って来ましたが、島津忠国にバレて殺害されました。
島津総州家の滅亡により、木牟礼城は廃城になりました。

・・・同族どうしの争いって、文章読んでも???になりますよねあせる


所在地:鹿児島県出水市高尾野町江内

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Author:なぽ
故郷にはお城があり、小さな頃から何となくお城が好きでした。若い頃から旅が好きなので、旅行ついでに立ち寄るといった感じでした。

しかし、本格的に城をメインに旅を始めるとハマってしまい・・・。今では道無き山まで歩き回るようになりました。もう、殆どビョーキですw

全国津々浦々見てやろう!と意気込んでいましたが、訪ねる基準が年々変化しており、始めた頃に回った地方がかなり手薄になりました。でも、あまりにもマイナー過ぎる城跡まで回るのもどうかと思いつつ、通りすがりに「〇〇城跡→」なんて案内があると、ついつい足が勝手に動いてしまいます。

書き始めるとついアレコレ気になって調べまくり、遅々としてブログが進みません。こうしている間にも訪ねっ放しの城跡がザクザク溜まる一方で・・・。書き方もちょっと考え直さないと、死ぬまでに書ききれないとマジでびびっています。

おっと、またつい長くなりましたが、基本スタンスは「道案内 & 見所案内 & 歴史も!」な欲張りブログを目指しています。ここでお友達を作るつもりはありませんので、ググって出て来てちょっと気になったら読んでやって下さいませ。

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