2016/08/31
釜原城/静岡県御前崎市
釜原城(かまっぱらじょう)は、草に負けて二度訪ねました。訪問日は2014年9月13日と2015年1月11日です。

表通りには、このように案内が出ています。

ちょっと行った道端にもこのようにあるのですが・・・

その通りに進むと、道が二又に分かれています。左側の道はこの先も舗装されているので、たぶんこっち?で進んでみました。

初回の9月は道が草で覆われていました。なので、はじめは右の道に入りました。すぐに行き止まりで「まさか直登?」なんて思ったりしましたけど。
まさかねぇと思いながらも、草ボーボーの道を登りました。路面は舗装されているものの、所々荒れていてバイクではちょっと怖かったです。しかも、道の両側から草が延び・・・バイクで藪かきするのは初めてでしたw

冬はこんな感じですんなり通れました。

初回はそれでも登り切りました。この先は背丈程もある草で覆われていたため進めず、ここで帰りました。

冬場に再訪問した時は草は無し。お茶畑は放置されて久しいようで、人の背丈よりも高く伸びています。

説明板を見つけましたヾ(*´∀`*)ノ夏場にもこの立ち位置まで来たのですが、草に隠れて見えませんでした。

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ということで、早速図をパクリます。坂を登り切った所が二郭で、この案内板の先が主郭です。

やっと城内を散策できる♪と思い、案内板から先へ進みましたが・・・枯れてはいるものの刈られておらず、相変わらずの藪でした


確か主郭の脇に何かあったハズと、木々の間を抜けてみました。

郭の脇の斜面は土がもろく崩れやすいですが・・・なんとかウロウロしてみると、出っ張りの根元がちょっと窪んだ所を発見!図の「現在地」の真上にある堀切と思われます。たぶんですが

◆歴史◆
サッパリわからず

現地の説明板によると、聖道寺(1972年廃寺)の『正道寺縁由記』に
・南北朝時代の初め頃に落城した
・城主は正道寺の大旦那だった
らしいです。
しかし、現在見られる遺構は戦国時代のものだそうです。書かれているのはこれ位。あとは、近所で発掘された13~14世紀の物が、釜原城と関係あるか?という事だけです。
じゃぁ、近くのお城にヒントとなるものが無いか調べてみますが・・・
・北東約1.2kmの舟ヶ谷城:今川系新野氏のお城
・北東約1.5kmの八幡平城:新野古城と呼ばれている
などなど。
もしかしたら、新野氏と関係あるかも?とは色んな所で推測されているそうです。その新野氏の歴史も不明な点が多いのですが・・・どうやら新野氏は、横地氏系と今川氏系とがあるようです。時代も横地氏系が鎌倉時代から室町時代初期、今川氏系が戦国時代と分かれています。釜原城の落城時期なども考えると、色々想像出来ちゃいますね

所在地:静岡県御前崎市新野
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