2015/03/01
大出城/長野県箕輪町
大出城は主郭の一部だけ残っています。訪問日は2013年7月30日です。

▲登城口
登城口は国道からちょっと東に入る脇道沿いにあります。
ここは3、4台のクルマが停められます。
その階段の所に説明板があります。

▲主郭
階段を登ったら、そこはもう主郭です。
地図を見ると、西から東に張り出した舌状台地の先端だけが残っている感じです。
ただ、今地図を見直すと、国道を挟んだ反対側に気になる水色の線が入っています。
位置的には堀切の跡なのかも?という気がしますが・・・
訪ねたのが1年半も前。
当時の私には見えていませんでした。
今ならちょっと寄り道して確かめるのですが

◆歴史◆
詳細不明ながら、藤沢氏の城だったようです。
現地説明板によると、詳細は不明としながら以下の事が記されています。
・『諏訪御符礼之古書』に大出に藤沢出羽守有兼・同有世なる人物が居たと記されている。
・『伊那温知集』に天文の頃に藤沢織部なる人物が居城していたと記されている。
・『二木家記』に福与城の藤沢頼親配下の士として「大出」の名が記されている。
・・・史料はこれだけのようです。
悔しいのですが、近くの大永寺、大出高橋神社でググっても成果無しです(・ε・;)
地図を見ていると、国道153号に沿ってほぼ等間隔で城が置かれているように見えます。
藤沢氏による街道監視のため築かれたのかもしれませんね

所在地:長野県上伊那郡箕輪町中箕輪
長野県の城跡/なぽのホームページを表示 |
コメント