2014/10/12
墨俣一夜城/岐阜県大垣市
墨俣一夜城は、豊臣秀吉の出世物語には欠かすことの出来ないお城です。訪問日は2007年4月30日です。

▲模擬天守
当時はまだ城巡りではなく、ただの長距離ドライブで立ち寄っただけでした。それでも「城キチの素」は体内にあったらしく、この手のお城は大好きでした。そのためドライブのコースに入ったという訳です。当時は昔こういうのがあった、と素直に信じていたのですが、模擬です。
天守の周りを囲んでいるのは桜の木です。あと1ヶ月早ければとても絵になったかと思うと残念ですが・・・だからと言ってリベンジしない怠け者です

◆歴史◆
木下藤吉郎により築かれました。
その年がよくわかっていないのですが、1561年説と1566年説があるそうです。
1561年は斎藤義龍が没して織田信長が美濃に攻め入った時です。斎藤義龍が没した2日後に出陣しているので、美濃は守りが手薄だったと思われます。この時は織田信長が美濃の森部で戦い、初めて斎藤軍に勝利しました。森部は墨俣よりも南なので、この戦いよりも前ということは無いと思います。
1566年は織田信長が美濃を制圧する前年です。墨俣に築かれた砦が美濃攻めの重要な拠点になったためだと思われます。
1584年には池田恒興の家臣・伊木忠次が、小牧・長久手の戦いに備えて改修しています。その後も織田軍の拠点として維持されていたようです。
1586年、廃城になったと思われます。
この年の6月に木曽三川が大氾濫を起こしました。そのため木曽川の流路が変わり、墨俣は戦略上の重要性を失っためだとか。
1991年4月、墨俣歴史資料館が開館しました。
この時に大垣城天守を模した模擬天守が造られました。資料館は一夜城の伝承について『前野家古文書』に基づいた資料を展示しています。
開館時間:9:00~17:00
入館料金:200円(18歳未満無料)
休館日 :月曜日。月曜日が祝日の場合はその翌日。年末年始(12/29~1/3)。
所在地:岐阜県大垣市墨俣町墨俣
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