2014/09/07
二日町城/岐阜県郡上市
二日町城は国道156号を見下ろす山の上にありました。訪問日は2012年8月8日です。

▲登り口の石碑
二日町城への道はとにかく分かりづらいです。Google Mapではこの辺がボカされてる感じで、道が描かれていません。他の地図なんかを参考に、とにかくそれっぽい所から山へ向かいました。その登り道は・・・道幅は狭く、舗装されてはいますがかなり荒れています。クルマなら走れますが、バイクではかなり怖かったことをよく覚えています。

▲城跡への道
そんな道を登り切った所に上の石碑があり、そこから山中への道があります。ここは徒歩ですよwww

▲城址碑
ちょっと歩くと城址碑がありました!私の訪城はココまででしたが・・・この先に人柱となった人達を弔う檜があるそうです。どうしても城造りがうまく行かないと、そんな事をした時代だったんですよね。
◆歴史◆
1480年頃に築かれたとされます。
郡上を支配する東常縁の子・安東守胤の居城として、応仁の乱後に築かれたと伝わります。これは北の鷲見氏を警戒してのことだったそうです。
鷲見氏は平安時代末頃に大鷲退治の功により芥見荘鷲見郷を与えられました。鎌倉時代には所領を安堵され、室町時代には美濃守護・土岐氏の片腕として活躍しました。境を接する南の東氏とはあまり仲がよろしくなかったそうです。
1559年、廃城になったと考えられています。
この年、郡上で大事件がありました。領主・東常慶が一族の遠藤盛数に討たれました。二日町城は北の脅威に備えて築かれた城でしたが・・・その北の脅威・鷲見氏は、1541年に東常慶が滅ぼしていました。東氏滅亡と共に城主を失ったと思われ、そのまま廃城になったと考えられています。
所在地:岐阜県郡上市白鳥町二日町
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