2013/12/28
直方陣屋/福岡県直方市
直方陣屋跡は直方市立体育館になっています。訪問日は2012年1月1日です。
2012年の正月弾丸城めぐりツアーの最後を飾ったのが直方陣屋です。
本当はもう1つ回りたかったのですが(;´∀`)
遠賀川を渡って直方市内に入った途端に大渋滞にハマリました。
目の前の信号が何度も変わりましたが全く進まない



お正月に渋滞ということはもしかして・・・
と思い、iPhoneで地図を見るとやっぱり!
道の先には多賀神社があり、そこへの参拝渋滞と分かりました。
そうと分かれば話は早い!
回り道しよう!
ということで、次の信号で動かない前の車を飛び越して左折。
そしてぐるっと大回りしました。
直方陣屋は多賀神社の裏なので、神社の駐車場の前を横切りました。
クルマ社会の地方都市でしかも駅から遠い・・・
これじゃみんな渋滞覚悟でクルマで来ますよね。

▲直方市立体育館
さて、陣屋の跡地は直方市立体育館となっています。
大回りしてくる時に遠くから地形を見ましたが、
城を築くのに丁度よい台地となっていました。
江戸時代初期に築かれたのですから、
やはり戦の事を考えての立地だったんですね。
この体育館の左脇が小高い丘になっており、
そこが多賀公園となっています。
ただし、公園への道は「工事中」ということで立入禁止になっていました。
ざっと見た所、何か工事をしている様子は無かったのですが・・・

▲城址碑
体育館を正面から見て左側(北)にちょっと歩くと、
写真の城址碑が道端にあります。
このゆる~い感じの字体にちょっと好感を持ちました^-^

▲移築門
あと、見逃してはいけないのが移築門です。
直方陣屋の正門であったと伝わる門が西徳寺に移築され、山門となっています。
このお寺はかなり大きいので、ウロウロと探し回りました。
古びた門がいくつもあると、正直どれがお城の門なのか見分けがつきません。
事前にインターネットで写真見ておいてよかったです

九州は幕末にゴタゴタが沢山あったので、
戦火を逃れて残った遺構はかなり貴重です。
せっかくの先人の遺産なので、いつまでも大切にしてほしいものです。
◆歴史◆
1623年、福岡藩2代目・黒田忠之の弟・高政が東蓮寺藩4万石を立藩。
1639年、黒田高政が没し福岡藩主・黒田忠之の次男・之勝が6歳で藩を継ぐ。
1663年、黒田之勝が他界。福岡藩主・黒田光之の3男・長寛が藩を継ぐ。
1675年、藩名を直方藩に改める。
1677年、3代目・黒田長寛が福岡藩主となり福岡藩に併合。
1688年、黒田長寛の弟・長清が直方藩を立藩。 妙見山に陣屋を新築。
1720年、黒田長清の子・菊千代が福岡藩を継ぎ、再び福岡藩に併合。
所在地:福岡県直方市山部
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