2013/12/21
北大島城/群馬県館林市
北大島城の跡には十二権現社が祀られています。訪問日は2012年5月26日です。

▲十二権現社の鳥居
ここも遺構らしきものは見当たりません(>д<*)

▲神社を裏から見たところ
裏から見ると、、、何となく微高地かな?って感じがします。Google Mapの航空写真を見てると、周りが田んぼで住宅地が島みたいに見えます。
◆歴史◆
北大島城の築城年はわかりません。城主は赤井七騎の一人・片見師方でした。
片見師方が城主を務めたのは1550年頃から1590年までと思われます。「赤井七騎」なんて言われる位だからエピソードの1つ位はわかると思ったのですが・・・世の中そんなに甘くありませんでした

1562年、長尾景虎(上杉謙信)が館林城を攻め、赤井氏は没落しました。片見師方は新しく領主となった長尾顕長(足利長尾氏)に仕えました。
1585年、北条氏直が金山城と館林城を攻め落とし、由良氏と長尾氏はそれぞれ城を奪われました。片見師方は新しく館林城主となった北条氏規に仕えました。
1590年、豊臣秀吉が後北条氏の小田原城を攻めました。この時、石田三成率いる軍勢が館林城を攻めました。片見師方は後北条方として館林城を守備。4ヵ月後に和議が整い、片見師方は常陸へ行きました。・・・ということは、この時に北大島城は主を失い廃城になったと思われます。
所在地:群馬県館林市大島町寄居
群馬県の城跡/なぽのホームページを表示 |
コメント