2013/08/04
大井氏館/東京都大田区
大井氏の館跡には三輪神社があります。ここも込み入った路地にありまして・・・
しかも一方通行が多い場所なのでハマリました


やっと辿り着いた三輪神社。この鳥居を見るまで、そこが神社だとは気付きませんでした。すっかり街並みに溶け込んでいますね・・・

こちらが社殿です。最初に裏から見た時は、町内会の倉庫か何かかと思いました。神社って普通、街中にあっても大きな木々に囲まれていて目立つものなので。私ってバチアタリですねぇ・・・

◆歴史◆
大井氏は紀氏の末裔で、紀長谷雄を祖とします。長谷雄は従三位・中納言の公卿で、紀納言と呼ばれていました。『竹取物語』の作者候補の1人だそうです。
平安時代末頃に紀実直が武蔵国大杜郷に土着し、大井氏を称するようになりました。実直の子・実春は源頼朝のもとで活躍し、伊勢国にも多くの所領を得ました。実春の弟・清実は品川氏の祖となっています。今や地名としては兄弟が逆転していますね。・・・とは言っても地名を名乗っているだけですがw
大井実春、品川清実ともに源頼朝に重用され活躍しましたが・・・大井氏については以後サッパリわかりません。品川氏は1424年に所領を鎌倉公方・足利持氏に没収され没落しました。
所在地:東京都大田区大森中3丁目(三輪神社)
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