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六ヶ村城/宮崎県都城市

六ヶ村(ろっかん)城は、北郷氏が築いた山城です。
訪問日は2018年1月1日です。



六ヶ村城へは、安久小学校脇から山に入る道があります。
その入口には、派手さは無いものの、案内が付けられています。
城跡近くに展望台があり、そこまでは舗装道が続いています。
その道ですが、ちょっとだけ細かったりしますw

【写2】六ヶ村城

この舗装道が直角に曲がる所に、この看板があります。

【写3】六ヶ村城

ここはちょっと広くなっていて、その脇から展望台に上がれます。

【写4】六ヶ村城
説明板と図を拡大表示

上の写真でチラっと見えていますが、ここに説明板がありますラブラブ

【写5】六ヶ村城

その先に展望台があります。
ここも城の一部だったのでしょうか?
見晴らしはとても良いです合格

【写6】六ヶ村城

城跡は展望台から200メートル先にあります。
案内はここまでいくつもありましたが、城跡付近にはありません。
未舗装の上り坂が続きますが、その右側の山が城跡です。
展望台から100メートル程進み、その山に差し掛かる所の右脇です。
・・・相変わらず木と草しか写っていませんw

チラッと「ここ怪しい」と思った場所です。
道端に1メートル無い位の「土塁?」という高まりがあります。
その奥が道のような、道でないような感じに見えます。
写真ではうまく表現出来ていませんが・・・
後から城の縄張り図を見ていると、ここも城内に通じているようでした。

【写7】六ヶ村城

上り坂の右側に迫る山肌が城跡です。
さすがにこの角度は登れませんよね?w

【写8】六ヶ村城

道を進む内に、右側の斜面が低くなっているのが見えます。
何も案内は出ていませんが、展望台から丁度200メートル位の所です。

【写9】六ヶ村城

ここが城内へ登る所です。
写真では道に見えますが、現地ではこれほどハッキリは見えませんでした。
いつもは写真では?で、現地では道に見える事の方が多いんですけどねw

【写10】六ヶ村城

斜面を10メートル程「直登」すると平地に出ます。
いきなりですが、ここが主郭のようです。
というのも、ここが一番高い所ですw

【写11】六ヶ村城

ここから奥へ進むと、下り階段状に曲輪が続きます。
中にはこんな感じで段差の高い所があり・・・

【写12】六ヶ村城

下りてみたら、堀切ちゃんでしたラブラブ

【写13】六ヶ村城

更に進むと、帯曲輪もあります。

【写14】六ヶ村城

やっぱり、山城にはコレがお似合いです恋の矢


◆歴史◆

1533年、北郷忠相により築かれました。

北郷氏は、都城を本拠とする島津一族です。
伊東尹祐の侵攻により。北郷氏は滅亡寸前まで追い詰められました。
しかし、1522年に伊東尹祐が急死すると、伊東家中で内紛が発生。
この時に北郷忠相は伊東氏と和睦し、勢力の回復に乗り出しました。
そして1532年頃より、伊東尹祐に奪われた領地の奪還を始めました。

六ヶ村城は、伊東領の三俣院を一望できる位置に築かれました。
そのため、高城と梶山の伊東軍が攻め寄せましたが、撃退しています。
その後、北郷忠相は不動寺馬場で伊東軍に大勝し、三俣院を手に入れました。


所在地:宮崎県都城市安久町 GPSログダウンロードページ

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プロフィール

なぽ

Author:なぽ
故郷にはお城があり、小さな頃から何となくお城が好きでした。若い頃から旅が好きなので、旅行ついでに立ち寄るといった感じでした。

しかし、本格的に城をメインに旅を始めるとハマってしまい・・・。今では道無き山まで歩き回るようになりました。もう、殆どビョーキですw

全国津々浦々見てやろう!と意気込んでいましたが、訪ねる基準が年々変化しており、始めた頃に回った地方がかなり手薄になりました。でも、あまりにもマイナー過ぎる城跡まで回るのもどうかと思いつつ、通りすがりに「〇〇城跡→」なんて案内があると、ついつい足が勝手に動いてしまいます。

書き始めるとついアレコレ気になって調べまくり、遅々としてブログが進みません。こうしている間にも訪ねっ放しの城跡がザクザク溜まる一方で・・・。書き方もちょっと考え直さないと、死ぬまでに書ききれないとマジでびびっています。

おっと、またつい長くなりましたが、基本スタンスは「道案内 & 見所案内 & 歴史も!」な欲張りブログを目指しています。ここでお友達を作るつもりはありませんので、ググって出て来てちょっと気になったら読んでやって下さいませ。

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